凄いけどマニアックすぎる気もしますね。

ソニー・コンピュータエンタテインメント（SCE）社より、「プロジェクト モーフィアス（仮称）」という、プレイステーション 4向けの商品が開発中であることが発表されました。

すでに発売されているソニーの3Dヘッドマウントディスプレイに非常によく似ています。

しかしこのモーフィアスという商品は、ゲームを開始するとプレイヤーの眼前に迫力のある広大な3D空間が出現し、プレイヤーの頭部の動きや位置を正確に検知し、コントローラーで操作することなくプレイヤーの意のままに映像が360度全方向にリアルタイムに変化し、3Dオーディオ技術も採用され前後左右からの音に加えて、上空を旋回するヘリコプターの飛行音や階段をのぼってくる足音など、上下からの音も、プレイヤーの頭部の向きに対応してリアルタイムに変化します。

この手のシステムそのものは20年前ぐらいから、テーマパークにゲームセンターや住宅展示場などでバーチャルリアリティシステムとして存在しており、任天堂も3Dっぽく見えるバーチャルボーイなるゲームハードも出したりしましたが、いずれもヒットしませんでした。

ヒットしなかった理由は、当時の3Dグラフィックがショボく没入間に乏しかったり、他人に見られる場所に設置しており視線が気になって楽しみにくかったり、非常に高額だったことが挙げられます。

このモーフィアスという製品はプレイステーション 4のオプション品になりますので、成功するために思い切った価格になりそうな気がします。

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