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ソニーのヘッドホンフラッグシップモデルMDR-Z1Rを聴いてみた [オーディオ]

まずはじめに今回のレビューはかなり個人的な見解と、趣味、主観が入り混じった内容であることをご理解下さい。

さて、前回のブログ記事でMDR-Z1Rの開梱レビューを行ないましたが、音質などについてはほとんど触れませんでした。

というのも、箱から出してすぐの状態の時に視聴した時は普通の印象で音も小さかったのですが、3時間ほど音を出しつづけているとかなり出てくるようになり、一日経った今では最初と違う印象を受けています。

MDR-1Rと値段が違いすぎるので比較しちゃいけないのでしょうが、本体のハウジングの大きさがずいぶん違います。
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MDR-1シリーズと比べると、MDR-Z1Rは重さが1.5倍なのですが、装着時の快適さは変わらないですね。
かといって、側圧が強すぎることもありません。
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ドライバーユニットもMDR-Z1Rは70mmと大きいので、振動板のストロークが小さくてすむので、結果的に歪みの少ない音になるのでしょう。
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以下の曲で試しに聴いてみました。プレイヤーは一昔前のハイレゾウォークマン NW-F886です。
いつも使っているプレイヤーで、ヘッドホンだけ変えてみたらどうなのか?という趣です。

尾崎豊 僕が僕であるために (ハイレゾ版)
ジョン・レノン イマジン (アナログ版からアナログ録音でデジタル化したもの)
リー・リトナー サン・ワン・サンセット (ハイレゾ版)
フリッパーズ・ギター  恋とマシンガン (MP3)
ヒラリー・ハーン J.S.バッハヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 (ハイレゾ版)

と、色んなジャンルを聴いてみました。

ボーカル曲は息継ぎを感じ取れるようになり、リトナーのギターは夕焼けの海岸で目の前で弾いてくれている感覚です。へんな言い方をすれば想像の範囲内ですが驚くべきはウォークマン NW-F886という今となっては普通の機種でも、変化を感じ取れることでしょう。しかも普通のアンバランス接続で。

最後のヒラリー・ハーン J.S.バッハヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調という曲は、それなりのコンポーネントオーディオで聴いてもセッティングがしっかりしないと音が冷たく感じるものですが、それでもやや音色が暖かく感じます。暖かく柔らかく聴けると他のジャンルもピッタリハマるような気がするので、個人的にはこの曲が収録されているアルバムをベンチマーク的に利用したりしています。

さすがMDR-Z1Rは工夫の数々を贅沢にコストを掛けて造られている恩恵があります。
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じゃあプレイヤーを変えるとどれだけ変わるのかといいますと、実は、DAC内蔵ヘッドホンアンプ「TA-ZH1ES」との組み合わせでも試聴したことがあるのですが、丸く太く優しく柔らかい音の洪水に元の世界に帰れなさそうです。デジタルとアナログの融合と言うより、上質なアナログの世界だと思います。
TA-ZH1ES.jpg

ここまでのものが必要かと問われるとそうでないかもしれませんが、ステレオともライブとも違う音楽の魅力の選択肢が増えたのはすばらしいことでは無いかと思います。
ソニーストア
(株)秀友  
いのうえでんき
北九州市若松区青葉台西1-1-14
E-MAIL inoden@tkz.bbiq.jp
HP http://www1.bbiq.jp/inoden
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ソニーのヘッドホンフラッグシップモデルMDR-Z1R開梱レビュー [オーディオ]

お客様、ソニー様大変ありがとうございます。

なぜこのような出だしから始まるかと申しますと、10月29日に発売されるフラッグシップモデルMDR-Z1Rがなんと発売前に展示させていただけるようになったからであります。
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当店のハイレゾ商品の販売がそこそこ好調だからなのか、ブログを見た方が購入されているケースが増えてきているからなのか、実はよくわからないのですがとにかくソニー様より特別な許可をもらって発売前の先行展示&ブログへの掲載が許可されました。

と言うわけで、写真の通りすでに展示中で、目下エージング中で鳴らしまくっています。

では開梱レビューにまいります。

今回のMDR-Z1Rフラッグシップモデルと言うこともありパッケージがでかいです。
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USBDAC内蔵のステレオアンプである、UDA-1とそんなに変わらないのです。
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開梱レビューとは言いつつも、パッケージを開けると豪華なハードケースに入っているのですが、そこらへんの感動は購入された方の特権だと思いますので、そこは割愛させてください。

さて箱から取り出すと気づくのは手触りのよさ。ふっかふかで非常に装着感のよいイヤーパッドとヘッドバンドです。
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付属品はφ4.4mmのバランス接続ヘッドホンケーブル(約1.2m)とアンバランス接続(3.5mmステレオミニプラグ)のヘッドホンケーブル(約3.0m)と変換プラグ紙類が付属します。
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太いほうのバランス接続と細いほうのアンバランス接続のプラグはこんな感じになっています。
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見た目だけでなく何気に凄い効果を発揮するハウジング。密閉型ヘッドホン特有の空間の共鳴が限りなく除去されているので小さな音まで聞こえます。
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後はケーブルを接続して、、、、、
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NW-WM1Zとバランス接続で試聴するのかと思わせといて、試しにレコードを聴いてみましょう、、、
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このヘッドホンはバランス接続はもちろんすばらしいのですが、アンバランス接続でもMDR-Z1Rの「追求したのは空気感の表現」は楽しめると思います。

展示は期間限定ですので、気になる方はお早めにどうぞ。

では次回。
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